「新たなチーム作りへ」
川上晃司
2020年1月から天理大学ソフトテニス部の一員に加わりました。ご挨拶が大変遅くなり申し訳ございません。私は、2019年4月から母校である天理大学の教員として採用いただきました。2015年から3年間大学院(体育学研究科)に在籍し、2018年3月卒業、2018年4月から1年間講師を務めてからの入校です。大学業務では、トレーナーやフィットネス関係に進む学生の資格取得や実習を担当しております。さて、ご存じの方もいらっしゃいますが、私は本校の陸上競技部のOBでソフトテニス部ではありません。1984年3月本校を卒業後、フィットネスクラブ勤務を経てアスレティックトレーナーになりました。様々な競技のトレーナーを行ってきましたが、主には硬式テニスが多く10年以上硬式テニスのプロ、実業団、学生のトレーナーを行っていました。2000年、ソフトテニスの全日本チームからお誘いをいただき、ソフトテニスの世界に飛び込みました。2001年~2016年男子チーム、2017年~2020年女子チームのトレーナーをさせていただきました。
さて、2020年1月にチームに関わり、選手たちにチーム目標を確認しました。男女とも、「インカレ優勝」とのことです。過去にはこの目標を現実に達成していたチームとしては当たり前のことだと思いました。チームに関わってみると、練習に関しては本当に一生懸命です。土曜日、日曜日も高校生の練習と同じで終日行っています。大学内の他競技の先生方からも驚かれています。ただ、気になる点は、日常生活や授業への出席、単位取得などの学生としての行動です。まず、改革の手始めはこういった生活様式からと考えました。授業への出席、アルバイト時間の検討など、日常生活を見直すことでチーム力を高める。これだけではありませんが、私がトレーナーとして経験してきた様々な強化策を講じて、2023年にはインカレ優勝という目標に近づけるチーム作りの基礎固めを行っていきたいと考えています。
今後とも、天理大学ソフトテニス球友会伊藤繁雄会長はじめOBGの皆さま方にご協力をいただき、現場を預かる吉田広一部長、男子チーム:中村篤正監督、松原豊広コーチ、女子チーム:成田芙美代監督、中平樹里コーチとともに、新たなチーム作りのお役に立てるよう頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。