天理大学ソフトテニス部

お知らせ

2021/06/18 男子新監督 中村篤正様の挨拶

 「青天の霹靂」 世の中、何が起こるか分からない。

 全国各地で活躍される天理大学ソフトテニス部OB・OGの皆様、御無沙汰いたしております。私、奈良県に在住します、中村篤正(S50年卒※)、この3月、藤善先生の後を継がれた大瀬監督が退任されました。これをうけて、私にお声掛けを頂き、ソフトテニス部男子の監督を引き受けることになりました。
 どうか宜しくご指導ご鞭撻頂きますようお願い申し上げます。
 大瀬監督が就任されたのは、ほん2~3年前の話と思っていましたが、10年間勤められたとの事。時の流れのはやさを痛感します。ひと言で10年と言いましても、それは大変な10年ではなかったでしょうか。ご苦労様でした。
 さて大瀬監督のあとを引き継ぐと言うことですが・・・、今の心境と今後のあり方を書き出してみます。ご理解頂けたら有り難いです。
 私は「お受けします」と答えましたが「適任者ではない」。理由は色々あります。依頼を受けた時には本当に驚きました。がその一方でこの時期に私のようなものを推して頂く方がおられるという嬉しさも感じました。この感動と感謝を少なからずお返ししたい。まずは1年間、「倍返し」とまではいきませんが、感動の御礼を形にしたいと思い引き受けました。
 引き受けた事への反省。現役時代から50年、大学に不義理をしてきた私、大学のテニスに関しては全く無知の白紙状態。気楽な極楽とんぼである。そんな私にこの大役が勤まるのか。現役の学生に不利益にはならないのか。
 迷いと焦りの子。何が求められているのか。私自身は何を目指し、何を得ようとしているのか。今の学生が目指すものは何か、何を必要としているのか、大学という枠の中で何が求められているのか。早急に答えを見つけなければなりません。藤善先生から大瀬監督、その後を受けての私。私の役割とは・・・。
 あれこれ思い巡らせる中、藤善先生が亡くなられてから何年になるのか?藤善先生と言えば応援席からの口癖、
 「よしよし」「いいよ、いいよ」「大丈夫、大丈夫」そして「なんとかしろ」。
これだ。この言葉は今の私にピッタリとはまる。不安な中村に「よしよし」と容認し、「大丈夫」お前なら出来ると温かく背中を押し、どの様にすればよいのですか?と問うと、そう、自分たちで「なんとかしろ」。
 ひとに頼るのではなく、自分自身で打開するしかない。私と現役諸君が「なんとかしろ」である。

さて、「何をする」

 思い至る事は、自己の方向性や目標を明確にし、信念を持ち、自分の力を最大限発揮して現状を打開する。自分の道を切り開くこと。そう挑戦だ。挑戦。 
 OB、OGの皆様、指導方針や活動、運営など何かお気づきの事がありましたなら、お気遣いなくご指導、助言の方宜しくお願いいたします。

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